株式会社セレブリックスRECRUITING

エピソード紹介

最前線で活躍しているセレブリックスの営業パーソンたちが、どんな挑戦や成長を経て、周囲を巻き込む力を伸ばしてきたのか。日々の仕事や関わる人たちとのエピソードを通してお伝えします。

EPISODE 06

理想までのストーリーを、
自分ならではのことばで紡いでいく。

石田真理子

2017年新卒入社
セールスカンパニー 次世代開発室

営業は、ことばを使って人の心を動かす仕事。

私は中学生の頃からずっと、アナウンサーになりたいと考えていました。アナウンサーの仕事は、ひとつの出来事に自分なりの表現やアレンジを加え、ストーリーを紡いでいく仕事。それは言葉のプロであり、プレゼンのプロです。世の中に大きな影響力を与える人なのだろうと、強いあこがれを持っていました。私自身、そういった言葉の力を意識する場面は、幼少期から多かったのだと思います。学校で聞いた先生の話を、「こうやって順番を変えて、ここでこんな表現を使ったら、もっとおもしろいかも」と自分なりに考え直してみるのが、お気に入りの遊びでした。

しかし就職活動は上手くいかず、アナウンサーになることはできなかったのです。私はひどく落ち込み、大学にも行きたくなくなってしまうほど。アナウンサーになれないならば、「やりたい」よりも「食べていく」という意識に切り替えて仕事を探すことにしました。そう考えて参加した合同説明会で、自分の気持ちをまったく変えてくれる、とんでもなく心を揺るがすプレゼンを目にすることになったのです。

営業パーソンとはどうあるべきか。どのような価値を発揮するのが営業の仕事なのか。興味のなかった人の心までたちまちつかみ、話に引き込むそのプレゼンは、私が目指していたアナウンサー像そのものだったのです。私がやりたかったことは、アナウンサーに限らなかったんだ。営業も、言葉を使いながら誰かの心を動かす仕事なんだ。多くの気付きをえることができました。お客様の未来のストーリーを、私自身が生み出し、伝えていく。そんな仕事を自分もしてみたいと考えるようになりました。

目的意識を持つことで、どんな仕事にも誇りが持てる。

高校時代は強豪校のオーケストラ部に所属しており、バイオリンを抑える顎の位置にあざができるほど練習しました。浪人中は真面目に、もうこれ以上勉強することがないと思うほど勉強しました。必死に何かをやり遂げた経験のある私だったけれど、それを軽く上回るほど全力を尽くしたのが、営業としての社会人1年目だったと思います。なぜそれほど努力できたのかといえば、きっとそのときの仕事が、自分なりの言葉でストーリーをつなぎ、多くの人に影響を与えていく仕事だったから。昔目指していた、言葉のプロとしての仕事をできているのだと、強く感じていました。特に、最初に担当した位置情報ツールを用いた広告媒体の営業経験は忘れることができません。まだ社会人としても営業としてもままならない状態なのに、世の中でまったく新しい商品を扱うこととなり、とにかく必死で勉強しました。覚えることは単語帳にして持ち歩き、少しでも勉強時間を捻出するために髪をショートカットにしてドライヤーの時間を短縮したほどです(笑)。できない自分が苦しかったし、すべての時間を商品の勉強にあてることはかなり大変でした。でもそのぶん、少しずつできるようになるたび、大きな楽しさを得られるようになったのも事実です。自分でお客様へ商品説明ができる。商品の意義が語れる。営業という仕事の面白さを自分の言葉で話すことができる。それは私にとって、すごく充実した時間でした。

社会人となり数ヶ月経ったところで大学時代の同級生と集まり、お互いの近況や仕事の話で盛り上がる機会がありました。新入社員として働く彼ら彼女らは、当時まだ研修を受けたり、新人としての雑務に忙殺されていたところ。一方で私は、自分の仕事の楽しさを自分なりに語ることができていました。私の姿に、同級生たちはびっくり。学生当時は自分より優秀で活躍していた友人から「そんなに楽しめているなんてすごいね」といった言葉をかけてもらい、自分の成長をあらためて実感しました。どんなに大変でも、苦しくても、目の前のことに忙殺されずに力を入れてきてよかった。この商品に詳しくなりたい、営業パーソンとして一人前になりたいと、目的意識を持ちながら物事に取り組む大切さを学ぶことができました。その経験以降、私はいつも、仕事の目的を忘れないことを心がけています。どんなに小さな仕事でも、何のために?自分はどうしたい?と常に自分で考え答えを見つけられるように。誇りを持って仕事をするために、必要なことなのだと思います。

石田に頼めば、なんとかなる気がする!

現在は異動し、営業職以外の仕事をするようになりました。社員データの活用をおこなうタレントマネジメントや、営業組織の強化・改善をおこなうセールスイネーブルメントといった業務を担当しています。セレブリックスがデータを活用して、こんなふうに人材を活かしていけたらいいな。そう考える理想像に近づくため、具体的にどのような施策をしていくべきか考える。描かれる未来まで、いまとストーリーをつなぐ仕事だと思います。初めてこの業務の担当になったときは、まだ日本にタレントマネジメントという概念そのものがほとんど知られていない頃でした。そのため、担当者として任命されても、何をするのか、ほぼゼロから。まったくわからないながら、ひとつでも爪痕を残してやろうと食らいつくような想いでいまも頑張っています。

難しいこともあるけれど「石田にいえばなんとかなる気がする」といってもらえると、やはりうれしいです。元々私は、そうやってみんながどうすればいいのかわからなくなっている状況こそ、燃えるタイプだから。何の準備もないけど急にいまからプレゼンです!といわれるようなヤバい状況ほど、得意なんです(笑)。だから何をどこからやるのかわからなくても試行錯誤する、いまの仕事はとても合っている。自分の手でタレントマネジメントやイネーブルメントの型をセレブリックスにつくっていきたいと思います。

石田真理子

2017年新卒入社

座右の銘は「美しい言葉遣いは、もっともお金のかからないオシャレ」。言葉の力を活かす仕事に魅力を感じセレブリックスと出会う。営業職を経て、現在は人事や営業企画を担当。在宅ワークに欠かせないのは毎日淹れたてのアイスコーヒー。

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