インタビュー
セレブリックスのメンバーは、どんな想いを胸に走り続けているのか。周りの人たちとの相乗効果を生み出しながら、最高速度で成長しているセレブリックス社員の一部をご紹介します。
営業とは
仕事。
北川和毅2005年新卒入社
代表取締役社長
成長し始めた時代のセレブリックスを体験している、新卒3期生。「非凡なる凡」を掲げ、コツコツとやるべきことを重ねる努力家な一面もありつつ、ユーモアを大切にし、楽しいチームを意識するというモットーも。「楽しくなきゃダメでしょ」はつねに意識し、後輩や部下からの信頼も厚い理想の上司。合弁会社への出向、顧客との大きなトラブル、部長職などさまざまな経験を経て、2018年から執行役員に。2020年から、セールス事業本部の本部長となり、採用人事責任者も兼任。
優等生、顧客トラブル、丸坊主。
辛酸を舐めた、若手の時代。
学生時代は、優等生で、成績もよくて、それなりに何でも上手くいくタイプ。留学などの思い切った決断はしないものの、部活のキャプテンをやったり、ゼミ長をやったりと、器用な方でした。このままじゃダメだと一念発起したのが、就職活動のとき。自分をより厳しい環境におくべく、成長の望める営業職で鍛えられようと考えました。面接では、セレブリックスの現社長から「営業職がみんな成長できるのではなく、成果を出せる営業職だけが成長できるんだ」とのことばをもらい、いっそうチャレンジしたい気持ちが高まったのが印象的です。そうやって意気込み高く、やってやるぞと思っていた入社直後。同期は6人でしたが、ぶっちぎりで1番の成果をあげようと決めていました。
しかし、現実はそう簡単にはいかないもの。何ヶ月も受注のとれない経験をしたこともありましたし、4年目では自分のコミュニケーションミスに端を発したトラブルがとても大きなものとなってしまい、その後の対応も適切にできないまま。対応は後手に回ってしまい、報告漏れも数多くあり、自分の担当案件なのに自分が最後まで責任を持てないことに不甲斐なさを感じました。あのときは現実逃避の気持ちというか、会社に行きたくない、怖いとさえ、思いましたね。しかし最終的には腹を決めて、自分を奮い立たせることに。美容院を探し、思い切って、丸坊主。そしたら、覚悟を持って会社に行けました(笑)。いまでこそ笑って話せる、どん底からの復活劇ですね。あの時は、本当に苦しい時期でした。
凡人には、
凡人だからできる闘い方がある。
トライ&エラーを繰り返した若手時代の努力が実を結んだのか、社内で表彰されるようになり、数年後にマネージャーへ。2015年には同世代より少し早めに、部長職へ就きました。このとき、私はスッと、肩の荷が降りたように感じたのです。ずっと、これでいいのか?と思いながらやってきて、大きな失敗もした。しかし努力が評価されて部長という立場になったことで、やってきたことは間違いじゃなかったのだと思えた。信じてやってきてよかったと、感じました。
私はずっと、自分が「凡人」であることを気にしていました。セレブリックスの経営人材の同世代メンバーは、何か突出した能力があるタイプだと思います。以前は、彼らと自分を比べてしまうこともあって、自分は特別なものを持っていないのだと悩んでいたのです。そんな自分の意識を変えるきっかけとなったのは、「非凡なる凡」という言葉に出会ったときでした。凡人は自分が凡人であると自覚したうえで、ならば何をやるべきかを考え、それを積み上げていく。小さなことでも、努力を積み上げ続けることができたなら、それはすでに非凡なことだ。そんな意味をもつことばです。私も、自分は凡人だと思っていたからこそ、目の前のことに手を抜かずやってきました。天賦の才はなくとも、ひとつの会社で成長し、成果を出すことができるようになった。そうして、自信を持てるようになったのです。
役職が変わるほど、
仲間へのgiveを忘れない。
部長職を務め、執行役員となり、その都度感じてきたことがあります。それは、見える景色の変化です。例えていうならば、ホテルの1階ロビーから庭を眺めるのと、最上階から周辺の街を眺めるのでは、まったく異なる景色になるように。役職が変われば、組織への見方が変わるのだと感じるようになりました。
景色が変わったことで強く意識するようになったのが、組織へgiveすることの大切さです。どれだけ出世したところで、私ひとりでは何かを成し遂げることはできません。影響を与える人間になりたいと思っても、影響を与えられたいと思ってくれる人間が周囲にいなければ意味がありません。私の存在は、周りで一緒に働くメンバーありきなのだと気づくことができました。
だからこそ私は周りを考え、いい方向に導く努力をしなければならない。いいgiveを忘れてはいけないのだと考えるようになりました。組織として成し遂げたいことがあるのなら、周りにサポートしてもらわないといけないし、その分彼らのやりたいことを助けるように、「与えていくこと」って大切なのです。そうやって仲間の想いを汲みながら、それぞれの個性にあった居場所を、組織の中につくるような役割を担っていきたい。これが、私がセレブリックスに15年いて新たに見つけた、自分がこの会社にいる意味なのだと思います。
きっちり19時終業、 ストレッチでリラックス。
AM9:00
始業
1日の始まりは腸内活動推進のヨーグルトから。乳製品は苦手なんです…
AM10:00
社内研修プログラム作成
「夕活」という社内向け研修のプログラムを作成。私が担当する社内研修のモットーは、「おかしく楽しく学びがある」。
AM11:00
採用イベントMTG
就活生向けのイベント成功に向けての企画会議。
PM17:00
採用人事チーム打合せ
中長期視野での採用マーケティングについてメンバーとブレストを行います。
PM19:00
終業
家に帰って最近はストレッチにハマってます。
必勝アイテム
月に一度の明治神宮への参拝
10年前からのルーティンです。当初はパワースポット好きでしたが、今は散歩がてら一人で仕事や家庭について考える時間に使っています。
同僚からのコメント
北川さんがセレブリックスにいること、その事実こそ私がこの会社にコミットする理由のひとつです。わたし達が大好きなこの会社を、営業の世界で最高峰にするためには、攻めも守りも必要です。私が帰り道を気にせず、常に攻めの姿勢でいられるのは、北川さんが会社を、そして事業をしっかり守ってくれているからに他なりません。
心から信頼しています。あとイメージよりもお茶目なおじさんです。
今井晶也